MakeShop で『お客様の声』を追加する方法【GMOメイクショップ運営EC向け】
MakeShop(GMOメイクショップ株式会社運営)は、月商100万円〜数千万円規模の中堅ECサイトに多く採用されているプラットフォームです。豊富なSEO機能・独自ドメイン対応・受注管理の充実度から、本格的なECサイト構築を目指す国内企業に選ばれています。
そのMakeShopで「お客様の声」セクションを追加してCVRを改善する3つの方法を、実際の設定手順と合わせて解説します。
MakeShopにおける「お客様の声」表示の現状
MakeShopは商品レビュー(評価・口コミ)機能を標準搭載しており、商品詳細ページへの表示は比較的容易に設定できます。一方で、ショップ全体の信頼性を伝えるための「お客様の声」ページやセクションを別途作りたい場合は、フリーページ機能やHTMLカスタマイズを活用する必要があります。
方法1:MakeShop標準の商品レビュー機能を使う
MakeShopには購入者からの口コミ・評価を収集する機能が標準で備わっています。
設定手順
- 管理画面 →「商品管理」→「商品情報編集」
- 各商品ページの「評価・口コミ設定」をONにする
- 購入完了後に届く自動メールからお客様がレビューを投稿できる状態になる
- 管理画面でレビューの承認・非承認を管理する
メリット・デメリット
| 評価軸 | 内容 | |---|---| | ✅ メリット | 追加費用なし、購入履歴と紐付くため信頼性が高い、管理画面で一元管理可 | | ⚠️ デメリット | 表示は商品ページ内のみ、トップページや「お客様の声」専用ページへの転用には別途対応が必要、デザイン変更の自由度が低い |
こんなショップにおすすめ
- 商品ページのレビューで信頼性訴求が十分なショップ
- 購入者と紐付いた客観的な評価を優先したい
- 設定工数をかけずに始めたい
方法2:フリーページ(HTML)で「お客様の声」ページを自作する
MakeShopのフリーページ機能はHTMLを直接記述できます。この機能を使って「お客様の声」専用ページを作成し、グローバルナビやフッターからリンクを貼る方法です。
設定手順
- 管理画面 →「ページ管理」→「フリーページ」→「新規追加」
- タイトルに「お客様の声」と入力
- 本文エリアにHTMLモードでテスティモニアルのコードを記述
- URL(スラッグ)を設定して公開
サンプルコード
<section class="voice-section">
<h2>お客様の声</h2>
<div class="voice-card">
<blockquote>「初めての購入でしたが、丁寧な梱包と迅速な発送に感動しました」</blockquote>
<p class="voice-author">— 佐藤様(30代・会社員)</p>
</div>
<div class="voice-card">
<blockquote>「品質が写真の通りで安心できました。また利用します」</blockquote>
<p class="voice-author">— 山本様(40代・主婦)</p>
</div>
</section>
<style>
.voice-section { max-width: 800px; margin: 0 auto; padding: 40px 20px; }
.voice-card { background: #f9f9f9; border-left: 4px solid #555; padding: 20px 24px; margin: 20px 0; border-radius: 4px; }
blockquote { margin: 0; font-size: 1.05em; line-height: 1.7; }
.voice-author { margin-top: 12px; color: #666; }
</style>
メリット・デメリット
| 評価軸 | 内容 | |---|---| | ✅ メリット | 独立ページとしてSEO対策も可能、デザインを自由にコントロール、追加費用なし | | ⚠️ デメリット | 声を追加するたびにHTMLを編集、声が増えると管理が煩雑になる、収集フォームは別途用意が必要 |
方法3:外部SaaSウィジェットを埋め込む(Koe)
フリーページのHTML記述の自由度を活かしつつ、収集〜承認〜表示の運用自動化を実現したい場合は、Koe などの外部SaaSウィジェットを利用する方法が適しています。
設定手順
- Koe にアカウント登録(無料、メールアドレスのみ)
- プロジェクト作成 → 収集フォームURLが自動発行される
- 購入者にフォームURLをステップメール・同梱チラシなどで送付
- Koeダッシュボードで投稿を確認・承認
- ウィジェットコードをMakeShopのフリーページまたはトップページHTMLに貼り付け
埋込みコード
<div data-koe-widget="YOUR_WIDGET_ID"></div>
<script src="https://koecollect.com/embed.js" async></script>
MakeShopのフリーページHTML編集モードに上記コードを貼り付けるだけで動作します。トップページの「フリーHTMLエリア」に配置することも可能です(テーマのHTMLレイアウト編集が必要になる場合があります)。
Senja・Trustmaryなど海外SaaSとの違い
海外のテスティモニアルSaaS(Senja、Trustmary等)は機能面で充実していますが、UIが英語中心で、請求がドル建てになる場合があります。Koe は日本語UI・円建て決済に対応しており、国内中堅ECサイトにとって費用管理がしやすい設計です。
メリット・デメリット
| 評価軸 | 内容 | |---|---| | ✅ メリット | 収集〜表示の運用を自動化、承認制で公開前チェック、MakeShop以外の自社LP・SNSにも同じ声を表示、日本語UI・円建て | | ⚠️ デメリット | 月額¥980〜(Free プランは10件まで無料)、商品SKUとの直接連携はなし |
3つの方法の比較
| 項目 | 標準レビュー | フリーページHTML実装 | Koe ウィジェット | |---|---|---|---| | 月額 | 無料 | 無料 | ¥980〜 | | 設定難度 | ★☆☆ | ★★★ | ★★☆ | | 運用工数 | ★★☆ | ★★★(手動編集) | ★☆☆(自動化) | | 承認ワークフロー | ✅ | ❌ | ✅ | | トップページ表示 | ❌ | ✅ | ✅ | | 複数サイト共有 | ❌ | ❌ | ✅ |
まとめ
- 商品ページのレビューで十分:MakeShop標準レビュー機能(無料)
- 専用ページをSEO対策込みで作りたい:フリーページHTML実装(無料・要HTML知識)
- 収集〜表示を自動化して複数チャネルに展開:Koeウィジェット埋込み(¥980〜)
Koe はFreeプランで10件まで永久無料、Pro月¥980で無制限利用、Business月¥2,980で複数プロジェクト管理に対応。MakeShopのフリーページHTMLに1行貼り付けるだけで、収集から表示まで自動化できます。