お客様の声インタビュー 質問例と進め方ガイド
なぜインタビュー形式が最もリッチなテスティモニアルを生むのか
メールやフォームによるテスティモニアル収集は手軽ですが、得られる内容が「表面的な一言感想」になりがちです。一方、インタビュー形式(対面・オンライン・電話)では、回答者の話をさらに深掘りする「追質問」が可能なため、独自の事例・数値・感情的なストーリーを引き出せます。
このような深掘りされた事例コンテンツは、SEO上の価値も高く、営業資料や広告のコピーとしても転用できる汎用性があります。BtoB企業では、インタビュー形式の導入事例が問い合わせ転換率を2〜3倍に高めるケースも珍しくありません。
効率的にインタビューを計画・実行するためのポイントは、お客様の声-集め方-完全ガイドでも詳しく解説しています。
インタビューの基本構成(60分モデル)
| フェーズ | 時間 | 内容 | |----------|------|------| | アイスブレイク | 5分 | 自己紹介・目的説明・録音許可確認 | | 背景・課題 | 15分 | 導入前の状況・具体的な課題 | | 選定理由 | 10分 | なぜ弊社を選んだか | | 導入後の変化 | 20分 | 具体的な成果・改善点 | | 推薦コメント | 5分 | 同業者へのメッセージ・スコア | | クロージング | 5分 | 掲載許可確認・御礼 |
30分版の場合は「背景・課題」と「導入後の変化」を各10分に圧縮します。
汎用インタビュー質問例リスト
1. 導入前の状況を掘り下げる質問
- 「〇〇を始める前、最も困っていたことは何でしたか?」
- 「その課題はいつ頃から感じていましたか?」
- 「解決のために他の方法を試したことはありましたか?なぜうまくいかなかったと思いますか?」
- 「当時の状況を数字で表すとどのくらいでしたか?(例:月の作業時間、コスト、売上など)」
2. 選定プロセスを掘り下げる質問
- 「最初に弊社を知ったきっかけは何でしたか?」
- 「他に検討したサービス・方法はありましたか?」
- 「最終的に弊社を選んだ決め手は何でしたか?」
- 「導入を決める際に、社内で反対意見や懸念点はありましたか?どう解決しましたか?」
3. 成果・変化を掘り下げる質問
- 「導入後、最初に気づいた変化は何でしたか?」
- 「具体的に数字で変化したものがあれば教えてください。」
- 「予想していなかった副次的な効果はありましたか?」
- 「チームや周りの人の反応はどうでしたか?」
4. 推薦コメントを引き出す質問
- 「同じ課題を持つ方に、このサービスを勧めますか?その理由は?」
- 「もし一言でこのサービスを表すとしたら?」
- 「もし導入していなかったら、今どんな状況になっていたと思いますか?」
業種別の追加質問例
SaaS・業務ツール
- 「導入決定から稼働開始まで、どのくらいの期間がかかりましたか?」
- 「社員への定着・習熟にどのくらい時間がかかりましたか?」
- 「ROI(投資対効果)はどのように測定していますか?」
EC・小売
- 「どのような場面で最も活躍していますか?」
- 「リピート購入はしていますか?その理由は?」
- 「家族・友人に紹介したことはありますか?」
コンサルタント・士業
- 「依頼前に感じていた不安は何でしたか?実際はどうでしたか?」
- 「担当者との関係性はどう感じましたか?」
- 「今後も継続して依頼したいと思いますか?」
インタビューの実施手順
Step 1: 依頼メールを送る
インタビューの目的・所要時間・使用方法(Webサイト掲載・営業資料への転用)を明記します。相手の都合に合わせてZoom・電話・対面を選べるようにしましょう。
Step 2: 事前情報を送る
インタビュー前日までに質問リストを共有します。当日に「考える時間が取れた」という状態を作ることで、より具体的な回答が得られます。
Step 3: 録音・文字起こし許可の確認
インタビュー冒頭で必ず確認します。「録音は文字起こしにのみ使用し、音声ファイルは公開しません」と伝えると許可を得やすくなります。文字起こしにはWhisper(OpenAI)や NotionのAI文字起こし機能が使えます。
Step 4: インタビューを実施する
質問リストにこだわりすぎず、相手の回答から自然に話を深掘りしましょう。「もう少し詳しく教えていただけますか?」「たとえば具体的にどのような場面でしたか?」といった追質問が良い事例コンテンツの鍵です。
Step 5: 文字起こしから事例コンテンツを作成する
文字起こし原稿をBARフレームワーク(Before / After / Result)に沿って整理し、本人に確認を取ってから公開します。コンテンツの具体的な書き方については、お客様の声-書き方-例文を参考にしてください。
まとめ
インタビュー形式のテスティモニアルは手間がかかる分、他社では得られない独自コンテンツを生み出します。まずは長期利用顧客・高評価顧客の中から1名に声をかけてみることをお勧めします。
さらに高い完成度を目指す場合は、テスティモニアル-動画-作り方やお客様の声-テンプレートも活用してください。
収集したインタビュー内容をテスティモニアルとして管理・公開するには、Koeが便利です。ぜひKoeを試すか、詳しい機能については公式サイトをご覧ください。